「なんであの人ばかり好かれるの?」と思ったときの心理学的カラクリ

心理ナビ
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職場や学校、SNSでも。

「なんであの人ばかり、みんなに好かれるんだろう?」と感じたことはありませんか?

自分だって頑張っているのに、なぜか報われない。評価されない。

そんなとき、嫉妬とは違う、なんとも言えないモヤモヤが心に広がります。

今回はその“なんであの人ばかり?”という感情の裏側にある心理の仕組みを、やさしく紐解いていきます。


「なんであの人ばかり好かれるの?」の正体は比較の心理

人は無意識のうちに「自分と他人」を比べています。
これを社会的比較理論といいます。

特に身近な人が好かれていたり注目されていると、
「自分も同じ土俵にいるはず」と思っている分だけ、落差を感じやすくなるのです。


嫉妬じゃない。“承認欲求のズレ”が生むモヤモヤ

この感情を単純な嫉妬と片付けるのは、ちょっと違います。

実は、「自分が大切にしている価値」が認められていないとき、
人は強い違和感や不満を感じるんです。

たとえば──
「努力を認めてほしい」と思っている人が、
あっけなく人気を集める人を見たらどう感じるでしょう?

評価されている“価値の基準”が自分と違うと、そこにズレが生まれて、しんどくなるんですね。


好かれる人の正体は、“技術を持った人”

好かれる人には、いくつかの共通点があります。

たとえば……

  • 聴き上手である
  • 相手の名前を覚えている
  • ポジティブなフィードバックが多い

これって、実は「才能」よりも「技術」であることが多いんです。

つまり、「あの人ばかり好かれる」のは、ちゃんと理由があるということ。

裏返せば、自分もそのスキルを学べば近づけるということでもあります。


モヤモヤに“名前”をつけてみよう

「なんかモヤモヤするな……」という感情は、
正体がわからないからこそ苦しくなります。

でも、「これは社会的比較の感情なんだな」
「私の承認欲求が満たされてないだけかも」
と、名前をつけることで、自分を冷静に見つめられるようになります。

感情を無理に消そうとしなくていいんです。
ただ、“理解する”だけで、心はずっと軽くなります。


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