「“嫌われたかも”の不安は、なぜこんなに強く感じるのか」

エッセイ
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あの一言、変だったかな。

LINEの返しがそっけなかった。
目が合わなかった気がする。
自分の話ばかりしてしまったかも。

小さなすれ違いがあったあと、
夜になると頭の中でぐるぐると反芻する。


「嫌われたかも」の想像は、なぜこんなにリアルなんだろう。

実際には、何も起きていないかもしれないのに。
ただ相手が忙しかっただけかもしれないのに。
どうして私たちは、“嫌われた想像”だけを膨らませてしまうのだろう。


不安なとき、人は“最悪のストーリー”を書いてしまう

私たちの脳は、空白を埋めようとする。
「わからない」ことに対して、最悪のシナリオを用意することで、
“心の予防線”を張ろうとする。

それは、昔の「傷ついた経験」が、
「また同じことが起きるかも」と警戒しているだけなのかもしれない。


本当は、「嫌われること」が怖いんじゃない

本当に怖いのは、
“関係が変わってしまうこと”
“一人に戻ってしまうこと”
“自分に価値がないと感じること”

そのどれもが、「誰かにとっての自分」を強く意識している証拠。


“今の自分”だけを見てくれる人は、必ずいる

不安になったときほど、
「嫌われていない証拠」を集めたくなる。

でも、誰かがくれた言葉や態度を
「信じてもいいよ」と自分に許してあげること。
それが、心を少しずつ穏やかにしてくれる。

“嫌われたかも”の不安は、
それだけ「人とちゃんと向き合いたい気持ち」があるという証。


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既読スルーに不安になるのはなぜ?心がざわつく3つの心理要因を、やさしい言葉で解きほぐします。モヤモヤの正体に気づいたとき、少しだけ自分を許せるかもしれません。

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