既読スルーされただけで、なんだか心がざわつく。
たった一言の返信が来ないだけで、
「嫌われたのかな」と思ってしまったり、
「何か変なこと言ったかな」とメッセージを何度も読み返したり。
そんな自分がめんどくさくて、また落ち込んだり。
でもそれって、あなただけじゃない。
そして、あなたが「弱い」わけでも、「重い」わけでもない。
既読スルーに不安を感じるのは、
ちゃんと理由があるんです。
「相手の気持ち=自分の価値」になってしまう
誰かからの反応が、自分の価値そのもののように感じてしまう。
それは、自己評価が揺らぎやすい状態のときによく起きます。
返事がこない → 嫌われた → 自分はダメなんだ
…と、勝手に“悪い方向の物語”を作ってしまう。
本当はただ忙しいだけかもしれないのに、
心は最悪のシナリオへと転がってしまうんです。
「沈黙=拒絶」と感じてしまう癖
“何も言われない”という状況が苦手な人は多いです。
なぜなら、人間の脳は“空白”を嫌うから。
空白を埋めるように、いろんな妄想が走り出す。
「無視されたのかも」「気づいてるのに無視してる?」
――でもその“推測”は、たいてい当たっていません。
「早く安心したい」から急かしてしまう
返事がこないと落ち着かないのは、
“不安”という燃料が心に火をつけているから。
でも、その火を消すために急かしたり追いLINEすると、
相手の温度とズレてしまって、逆に距離ができてしまう。
だからこそ、不安になったときは、
「わたし、いまちょっと怖くなってるな」と気づいて、
一度スマホを置いて深呼吸してみてください。
それでも、返事がこないとき。
何か悪いことをしたかもしれないと思ったら、
素直に謝ってもいい。
でも、理由がわからないなら、
相手を無理に追いかけるより、
「自分の心の揺れ」に目を向けてあげてください。
反応がないことに心が騒ぐのは、
あなたが人を大切に思っている証拠です。
コメント