「なんで私ばっかり頼まれるの?」と感じたときに読む心理解説

心理ナビ
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なぜかいつも、自分にばかり仕事が振られる。
頼みごとを断れないまま、気づけば周りの“お願い”を引き受けて疲弊している。

「なんで私ばっかり……」と心の中で呟いた経験、ありませんか?

頼られるのはうれしいけれど、正直しんどい。
そんなあなたの優しさの裏にある心理を、今回はじっくり見つめてみましょう。


「断れない」は、性格ではなく“学習”かもしれない

自分は「頼まれると断れない性格なんだ」と思っていませんか?

実はそれ、性格ではなく、これまでの経験から学習した“対処法”である場合が多いんです。

  • 断ったら嫌われそう
  • 自分がやった方が早い
  • 期待に応えないとダメな気がする

そんなふうに思ってきた結果、
「引き受けること」が自分の安心材料になってしまっているんですね。


「頼られる=価値がある」と感じやすい人へ

誰かに頼られることで、「自分には価値がある」と感じやすい人がいます。
これは承認欲求が背景にある状態です。

もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
でも、もし「引き受けないと不安になる」「断ると自己否定になる」と感じているなら、
それはちょっと危険なサインかもしれません。


“頼まれ体質”の人に共通する特徴とは?

実は「頼まれやすい人」には共通点があります。

  • 空気をよく読む
  • 表情がやわらかく、断らなさそうに見える
  • 相手のニーズにすぐ気づく

これらはすべて“思いやり”や“気配り”の表れ。
つまり、あなたが優しくて気の利く人だからこそ、頼まれやすいんです。

でもその優しさが、自分を追い詰めてしまっているなら……
少しだけ、境界線を引いてみることも必要です。


断る=冷たい、ではない

「断ること=相手を突き放すこと」と思っていませんか?

実は、丁寧に断ることも、立派な人間関係の一部です。

たとえば──
「今は難しいけれど、次の機会にぜひ」
「それはAさんの方が得意かも」

そんなふうに、”やんわり断るスキル”を持つことで、
自分を守りつつ、人間関係をこじらせずにすみます。


「私ばっかり」と思ったときのセルフチェック

最後に、「また頼まれた……」と感じたときに試してほしいチェックリスト。

  • 本当に自分がやるべき?
  • 引き受けることで疲れすぎてない?
  • 断ることに罪悪感を持ちすぎてない?

少しでもYESがあれば、それは“断るサイン”かもしれません。

自分のキャパを守ることも、大切なスキルです。


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