なぜかいつも、自分にばかり仕事が振られる。
頼みごとを断れないまま、気づけば周りの“お願い”を引き受けて疲弊している。
「なんで私ばっかり……」と心の中で呟いた経験、ありませんか?
頼られるのはうれしいけれど、正直しんどい。
そんなあなたの優しさの裏にある心理を、今回はじっくり見つめてみましょう。
「断れない」は、性格ではなく“学習”かもしれない
自分は「頼まれると断れない性格なんだ」と思っていませんか?
実はそれ、性格ではなく、これまでの経験から学習した“対処法”である場合が多いんです。
そんなふうに思ってきた結果、
「引き受けること」が自分の安心材料になってしまっているんですね。
「頼られる=価値がある」と感じやすい人へ
誰かに頼られることで、「自分には価値がある」と感じやすい人がいます。
これは承認欲求が背景にある状態です。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
でも、もし「引き受けないと不安になる」「断ると自己否定になる」と感じているなら、
それはちょっと危険なサインかもしれません。
“頼まれ体質”の人に共通する特徴とは?
実は「頼まれやすい人」には共通点があります。
これらはすべて“思いやり”や“気配り”の表れ。
つまり、あなたが優しくて気の利く人だからこそ、頼まれやすいんです。
でもその優しさが、自分を追い詰めてしまっているなら……
少しだけ、境界線を引いてみることも必要です。
断る=冷たい、ではない
「断ること=相手を突き放すこと」と思っていませんか?
実は、丁寧に断ることも、立派な人間関係の一部です。
たとえば──
「今は難しいけれど、次の機会にぜひ」
「それはAさんの方が得意かも」
そんなふうに、”やんわり断るスキル”を持つことで、
自分を守りつつ、人間関係をこじらせずにすみます。
「私ばっかり」と思ったときのセルフチェック
最後に、「また頼まれた……」と感じたときに試してほしいチェックリスト。
少しでもYESがあれば、それは“断るサイン”かもしれません。
自分のキャパを守ることも、大切なスキルです。
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